問題集の作成方法を知りたい方必見!ポイントについても解説します!


問題集を作りたいと思っている方はいらっしゃいませんか。
今回は、問題集を作成するポイントや印刷方法、印刷会社の選び方についてご紹介します。

□問題集を作成する際のポイントとは

問題集を作る際には、問題を作って解説を書くだけではありません。
問題集には色んな特徴があり、それぞれ工夫がなされています。
そこでここでは、問題集を作る際のポイントを5つ紹介しましょう。

1つ目は、特定の分野に絞り込んだ問題を作ることです。
本屋に行けば、問題集はコーナーごとにそれぞれの分野に特化したものが沢山あるでしょう。

実は、ある分野に的を絞ることで、より細かい解説ができるようになります。
複数の分野が混じっていれば、必然的に量は多くなってしまうため、解説をつける余裕がありません。
そうなると解答しか載せれないという可能性もあり、不親切な印象を与えるかもしれません。
買ってくれた人に満足してもらうには、解答と解説は必ずセットで書くようにしましょう。

また、解説に何を書くのかも同様に気を配ることが大切です。
わざわざ解説を入れたとしても、論理的でないと読みにくく、かえって疑問を増やしてしまうかもしれません。
解答を作るコツとしては、どうしてその考えに至ったか、どの表現からその判断したか、または覚えるための語呂合わせなど独自の解説を加えると良いでしょう。
それ以外にも、問題ごとに参考のページが書いてあればさらに良いです。

2つ目は、見やすい見た目を心掛けることです。
特別意味がない色の配置や、難解な文章があると勉強する側からすればストレスでしょう。

見やすくするコツとしてここでは2つ挙げます。
まずは、空白をある程度取ることです。
問題文が改行が少なく、詰めて書かれていると文字を途中で見失ったり、探したい文章を見つけにくくなります。
良い問題集には見やすいことが条件ですので、問題は1問ずつ改行したり、適度に空白を作ったりするなどして見やすさを心掛けましょう。

また、もう1つは文字を分かりやすくすることです。
重要な所は赤で記載したり、テーマとなるようなキーワードは太字にしたり工夫ができます。

しかし、全部大事だからといって沢山の色を使ってカラフルにするのは厳禁です。
かえって重要なところが分からなくなるどころか、読み手を疲れさせてしまうため、最低でも3色程度に抑えておくと良いでしょう。

3つ目は、内容を体系的にすることです、
体系的にというのは、比較的簡単な問題と難しい問題を意味なく混ぜないということです。
始めは簡単な基礎問題から解いていくようにし、後から発展問題や知識がないと解けない問題を出すと良いでしょう。
難しい問題を後半にもってくるなど配置に意味を持たせることも必要です。

4つ目は、すでに市場に出されている問題集を分析することです。
販売されている問題集を見れば、分野ごとにわけると色んな種類があると分かります。
ただし、同時にその中にも発行部数を見ると売れている本とそうでない本があることが分かるでしょう。

その差について、地道に調べて売れるための方法を見つけ出すことが大切です。
問題集を分析する際のコツとしては、どこが良かったか、値段はどうか、販売方法や販売場所などを中心に調べると良いでしょう。

また、時間がある場合は自分が出版したいと考えている分野以外の本も見ておくことをおすすめします。
分野は違っても、作るためのヒントが隠されている可能性もあるでしょう。

5つ目は、十分な情報を届けることです。
そのためには、1つの見方にとらわれず、多方面から見ると良いでしょう。

1つの見方とは、問題作成で条件が抜けていたり、複数の解釈の余地がある言葉を使う場合です。
解答や解説が不十分であったり、別解があるのに記載していない場合は良くない参考書という評価を受けるかもしれません。
これを防ぐためにも複数の問題を参考にしたり、他人の意見を聞くと良いでしょう。

□製本方法についてご紹介します

問題集を作成するうえで、製本方法を選ぶことが大切です。
ここでは問題集を作成する際の製本法を3つ紹介します。

1つ目は中綴じ冊子です。
これは1枚の紙を2つ折りにしたものを重ね、中央をホッチキスでとめる方法です。
1枚の紙で4ページ分となるので、注文のページ数は4の倍数となっているでしょう。

2つ目は無線綴じ冊子です。
本文となる部分の紙を重ねて、表紙と本文の部分を糊で止める方法です。
ページ数が多いという方はこの方法を選ぶと良いでしょう。

3つ目は綴じなし冊子です。
2つ折りにしたものを重ね合わせただけの状態です。
針金や糊で固定はしていないため、1枚ずつ切り離せます。
また、1枚の紙に4ページ分印刷するため、中綴じ冊子と同じく注文ページの数は4の倍数であることを確認しましょう。

□印刷業者の選び方について解説します

ここでは印刷業者の選び方のポイントを2つ紹介します。

1つ目は、自社工場を持っていることです。
印刷業者には印刷工場を持っている印刷会社や発注側と印刷会社の仲介をする印刷ブローカーの2種類があります。
前者はデザインから納品まで全てを受け持っていますが、後者は集客や企画、営業代行を行うといったイメージで良いでしょう。
後者は面倒な作業を受け持ってくれますが、取引に時間がかかったり伝達ミスが発生したりするリスクがあります。

2つ目は、約束を守れることです。
約束を守れることを当たり前にしてくれるのは良い印刷会社の条件です。
納期やスケジュール以外にも何か要望があれば遠慮なく頼んでみましょう。
良い業者ならその依頼にできるだけ対応してくれようとするはずです。

□まとめ

問題集を作成するポイントや印刷方法、印刷会社の選び方について解説しました。
印刷通販サイトでありながら冊子づくりの専門家と相談することができます。
問題集の印刷をする際は、是非当社にご相談下さい。