写真集は魅力がたくさん!作り方のポイントと注意点を紹介します


皆さんは、家族の思い出の写真や心を動かされた風景の写真などを、どのように保存していますか。
写真集にすることで、思い出を形として残せます。
また、せっかく作るならおしゃれな写真集にしたいですよね。
そこで今回は、写真集の魅力と作成時の注意点、おしゃれな写真集の作り方を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□写真集の魅力は?

ここでは、写真集の魅力を3つ紹介します。

1つ目は、写真を形として残せることです。
中には、スマートフォンやカメラで撮影した写真はデータで残しているからそれで充分、という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、データは絶対消えない、という保証はありません。

プリントして写真集として形に残すことで、確実に思い出を残せます。
それだけでなく、写真集をめくって思い出を振り返る、という新たな楽しみにもなります。

2つ目は、オリジナル作品が作れることです。
写真集を作るときは、その表紙のデザインや写真のレイアウトなどを自分でカスタマイズできます。
家族の笑顔の写真だけを集めたり、空の写真だけを集めたり、こだわりの詰まった写真集を作るのもおすすめです。
写真集は、特別なスキルなしでオリジナリティを出せるため、挑戦しやすいのも特徴です。

3つ目は、プレゼントや記念品にも最適であることです。
友達同士での卒業アルバムや結婚式でのプレゼントなど、写真集はプレゼントとしても活用できます。

□写真集を作るときに注意することは?

写真集を作るときに注意したい2つのポイントについて紹介します。

1つ目は、使う写真の解像度です。
写真を印刷するうえで、写真をデータの状態と同じようにきれいに印刷するには300dpiから350dpiの解像度が必要である、といわれています。

dpiとは、1インチにどのくらいのドットが詰まっているかを表す数字で、この数字が大きいほど、なめらかな画像ということになります。
デジタルカメラで撮影した写真は、解像度が70dpiから150dpiの範囲になることがほとんどです。
この解像度を300dpiから350dpiまで大きくするには、写真のサイズを小さくしなければいけません。

そのため、元のデータとして用意する写真はできる限り大きいサイズにしておく必要があります。

2つ目は、権利です。
もし作成した写真集の販売や配布を考えている、という場合は権利を気にする必要があります。
自分の家族を写した写真のみを使う場合は、家族に写真の使用許可を取るだけで良いでしょう。

しかし、風景や建物の写真で写真集を作る場合、使おうとした写真に人や撮影禁止の場所が写りこんでしまっていることがあるかもしれません。
その場合、許可を取らずに掲載するとトラブルの原因になってしまうため、注意してください。

□おしゃれな写真集の作り方は?

せっかく写真集を作るなら、おしゃれな一冊に仕上げたいですよね。
ここでは、3つの観点でおしゃれな写真集にするためのポイントを紹介します。

*写真集全体

全体を通して意識したいポイントは2つあります。

1つ目は、写真集の雰囲気やテーマを決めてから作成を始めることです。
写真を選ぶことから始めてしまうと、統一感が無くなってしまいます。
全体を通してどのような雰囲気、テーマの写真集にしたいのかを事前に決めてから写真を選ぶようにしましょう。

また、雰囲気やテーマを決めることで、綴じ方や紙の光沢感、サイズなども決めやすくなります。
サイズは、A4かA5で作成される方が多いです。

2つ目は、写真を多くしすぎないことです。
写真をぎっしりと並べるだけでは、オリジナルの作品感がなくなってしまいます。
ページ数や写真数は最初にある程度決め、その範囲内で収まるように意識して作りましょう。

*レイアウト

レイアウトに関するポイントは4つあります。

1つ目は、ページごとに違いを出すことです。
全ページ同じレイアウトだと、見ていて飽きてしまいます。
一枚の写真だけを大きく目立たせるページを途中で入れる、といったメリハリがあると良いでしょう。

2つ目は、左右の向きを意識することです。
例えば、同じページ内に2枚以上人が写っている写真を使うときは顔の向きをそろえる、右に視線が向いている写真は左ページに配置するなど、見やすい流れを作ることが大切です。

3つ目は、しぐさ、表情で分類することです。
例えば、後ろ姿や食事中の表情など、しぐさや表情に注目して写真を分類すると、ストーリー性のある写真集になるでしょう。

4つ目は、余白を楽しむことです。
写真が小さいページや文字のみのページを作ることで、メッセージ性があるオリジナルな写真集にできます。

*テキスト

テキストに関するポイントは、多用しすぎないことです。
テキストの多用は情報過多になってしまいます。
メッセージ性を高めるためにも、テキストの多用は避けましょう。

□まとめ

思い出の写真や心を動かされた写真を形に残せる写真集は、今回紹介したポイントを意識することでおしゃれに仕上げられます。
当社では、1部から4000部以上まで、印刷が可能です。
個人用でも販売用でもご利用いただけますので、ぜひ一度、当社での印刷のお見積もりをご利用ください。