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導入事例 澤田忍 氏(季刊「庭」編集長)

「サンプルがあれば、関係者に先に見せられるので、本作りの進行がとてもラクになります」
澤田忍氏について:澤田忍氏は編集プロダクションneufを主宰しているフリー編集者であり、これまで「商店建築」「LandScape Design」など「ビジュアル重視の大判専門誌」の編集で実績多数。現在は造園専門雑誌、季刊「庭」の編集長を務めています。また京都在住の作庭家 尼﨑博正氏にも師事しています。/尼﨑博正氏について:尼﨑博正氏は日本を代表する作庭家の1人であり、また研究者として京都造形芸術大学で教鞭を執られています。実地と学究の両方に通暁している数少ない作庭家です。(写真:季刊「庭」表紙)

編集者 澤田忍氏に、尼﨑博正氏の古稀記念作庭写真集の印刷をキョウユウに依頼した経緯とその評価について詳しく聞きました。

作庭家 尼﨑博正氏の古稀記念作品集を制作、印刷をキョウユウに依頼

- 澤田様は今回キョウユウにどんな印刷を依頼したのでしょうか。

私はいま作庭家、尼﨑博正先生に師事していますが、このたび先生が古稀を迎えられることとなったので、門下生の有志10数名で記念作品集を作ろうという話が持ち上がりました。今回キョウユウにはその本の印刷を依頼しました。

内容は、先生の庭園作品の写真を時系列に並べた写真集です。大きさはW217×H182の短辺綴じで印刷部数は500部、編集や印刷手配は、私が本業の傍らボランティアで引き受けました。

尼﨑博正先生門下生の有志数10数名で作成した記念作品集「市中の山居Ⅱ」

今回の本は自費出版とはいえ、造園会社など協賛企業を10社以上募り、関係者には2500円で有料頒布するので、「どこに出しても恥ずかしくない、しっかりした仕上がり」にする必要がありました。また何より尼﨑先生ご本人にお喜びいただくことが必須です。

そんな前提があったので、「作品集の編集はぜひプロの澤田さんに」と頼まれ、そう言われると門下生の一人として引き受けざるをえません。しかし尼﨑先生の古稀のパーティは2015年の9月、それに本を間に合わせるとなると作業は8月から9月はじめに行うことになり、その頃はちょうど季刊「庭」の秋号の編集で超多忙な時期と重なるので、いったんはお断り申し上げた、のではありますが、やはり気になってしまい、結局はお引き受けすることに…。ただ実際取り組んでみると、〆切はキツい、本業は忙しい、しかし高品質が求められる…と、予想通りなかなか厳しい条件の本作りでした。

記念作品集の内容

写真集作りで気を付けたこと、編集を引き受けた経緯

- 今回の印刷で澤田様がもっとも気をつけたことは何ですか。

少ない予算の中で、「庭の緑」をどれだけ美しく印刷できるかに心を砕きました。

庭の写真でいちばん難しいのが「緑の発色」です。これを間違えると、本物の庭なのに何だか人工物のように見えてしまい、写真全体が安っぽくなりますから。

記念作品集の内容(写真ページ)

印刷会社を検索したときの基準

- 印刷会社はどうやって探したのでしょうか。澤田様は編集のキャリアが長いので上手な印刷会社をたくさんご存知のように思うのですが。

確かに今までの仕事を通じて、技術力のある印刷会社を何社か知っていますが、しかし、いずれも大手で、今回のような小ロット印刷は引き受けてもらえないか、あるいは恐ろしく高額かのどちらかだろうと予想したので、最初から選外としました。

となると自力で探すほかありません。そうなるとプロ編集者といっても、やることは一般の皆さんと同じで、まずはネット検索です。条件は「特殊な判型(サイズ)に対応できること」「紙が多くの種類から選べること」「冊子作りの実績とノウハウがあること」の3点でした。

多く検索した中で条件を満たしたのは協友印刷ともう一社でしたが、結局キョウユウに決めました。大きな理由となったのが「キョウユウは、事前に印刷仕上がりのサンプルを作ってくれること」でした。

関係者に事前に現物を見せる必要があった

- なぜサンプルがあるのが良かったのでしょうか。

今回の本は、尼﨑先生や門下生に事前に納得してもらう必要があったからです。

私がどんな本を作ろうとしているのかは、関係者に事前に説明する必要がありました。しかし印刷や編集の知識のないみなさんに、本の仕上がりを言葉だけで理解してもらうのは至難です。

このとき最良の方法は、現物(サンプル)を見せることです。実際に手にとってパラパラとめくってみれば、それが気に入るか入らないか誰でも判断できます。これなら言葉はいりません。

サンプルがあるのは最強だと思いました。

記念作品集の内容(写真ページ)

写真の印刷品質にどこまでこだわるか

- 難しい「緑の発色」については選定条件としましたか。

少しだけ、条件に入れました。

もちろん綺麗な印刷ができることは重要です。尼﨑先生の古稀記念の作品集なのだから、写真が安っぽいことは許されません。しかし今回の予算では、商業出版物レベルの美麗な印刷は難しい、その現実も分かっていました。

そこで私としては「ローコストの限界の中で、それでもギリギリまでクオリティを追求して、関係者に納得してもらえる本を作る」という方針でした。そのためにも関係者に実際に見せられるサンプル(現物)は、必須だったのです。

記念作品集の内容(写真ページ)

関係者の反応

- 実際にサンプルを見せたときの関係者の反応はいかがでしたか。

尼﨑先生は、「プロやなあ」と言ってくださいました。門下生のみなさんも「いいですね」という反応でした。まずはホッとしました。

この納得さえゲットすれば、編集作業の大半は終わったも同然です。その後は粛々と仕上げ作業を行い、無事にパーティ当日に間に合わせることができました。

キョウユウへの評価

- 今回の仕事を振り返っての、キョウユウへの評価をお聞かせください。

キョウユウさんは、「任せられる」ところが良かったです。

実はサンプルを作ってから本番印刷までの間は、キョウユウさんとのやりとりは全てデザイナーさんに任せていました。すでにサンプルが完成していて安心感がありましたし、これまでのやりとりから考えても大丈夫そうでしたし、何よりその時は、季刊「庭」の編集が追い込みでとても忙しかったので。

本業がある身にとって、キョウユウが「任せられる印刷会社」であることは本当に助かりました。

先輩ユーザーからのアドバイス

- いま、協友印刷への依頼を検討している人向けに「先輩ユーザーからのアドバイス」などあればお聞かせください。

今回わたしが経験したような「職業編集者が本業のかたわらで、ある程度本格的な本を作る」というケースはあまりないとは思いますが、もし同じような状況の方がいらっしゃるのであれば、お伝えしたいのは「サンプルがあるのは絶対にラク」「任せられる会社がいい」という2点になります。

キョウユウ菊池と対談する澤田忍氏

今後の期待

- 協友印刷への今後の期待についてお聞かせください。

今回、関係者からは、「自分たちだけで取り組んでいたら、このような本はできなかった。さすがプロ」との評価をいただき、私としては職業編集者としての面目(?)が立ちました。

今回の印刷では色々ご尽力いただきありがとうございました。キョウユウさんを見つけられたのは本当に幸運でした。これからも頑張ってください。応援しています。

※取材日時 2015年10月

※取材制作カスタマワイズ

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