導入・中身・結言がキレイな報告書の書き方


報告書を書く際、導入・中身・結言のように切り分けられますが、何を意識して書けばよいのかなかなか難しいです。
それぞれの部分で意識することや気を付けるポイントが変わってくるので、しっかりとした報告書を書くためには、その対策が必要です。
そこで今回、導入部分から結言まで綺麗に書く方法をご紹介します。

○報告書を分割する

報告書の種類もよりますが、主に「導入(序論)、中身(本論)、結言(結論)」といった具合に分けられます。

この3つは互いに整合性が保たれていることが重要で、つじつまが合わないことが起こってはいけません。それぞれどのように書いていけばよいのか、見ていきましょう。

○導入部分の書き方

導入部分では、報告する内容の背景や自身の捉え方、考えを示します。本論で実際にデータや調査内容を記載していくので、その前提として自分の考えやその過程を明らかにすることはとても重要です。
自分の考えを書く際は、どうしてもだらだらと分かりにくい表現になってしまう傾向にあるので、箇条書きや小タイトルをつけなるべく分かりやすく、簡潔な表現を心掛けましょう。
また、導入部分で報告書の内容のゴールを述べておきましょう。こうすることで、読み手が終着点を把握することができ、とても読みやすい報告書になります。

○中身の書き方

報告書の中身では、実際に報告する内容が書かれます。ここで重要なのは、いくら詳しいデータでもどんな条件か、またそのデータは見やすいものであるか、報告書に適したデータであるかが重要です。
これらで漏れや抜けが生じると、指摘されたり、読み手の混乱を招いたりする原因にもなります。

○結言の書き方

結言では、導入での考えやゴールと中身で示した根拠やデータの整合性が取れたかを述べます。また、自身の考えや今後の対応を述べることもあると思うので、まとまった考察が大切です。
こちらも長くならないように、箇条書きや簡潔な表現で分かりやすいものにしましょう。

○導入部分がとても重要

導入部分は読み始めであり、自身の考えや捉え方を示すので、ここで分かりづらいものであったり、曖昧な表現であったりすると、読んでもらえないという事態が起こります。
他の部分は慣れで向上していくこともありますが、導入部分は深い思考力が試されます。

上記を意識して作成してみて下さい。印刷等でご相談等ございましたらお気軽にお問い合わせください。お電話お待ちしております。