その資料見づらいかも|見やすいセミナー資料のレイアウトとは?


セミナーのためにあらかじめ準備をたくさんしたとしても、肝心の内容が相手に伝わらないと残念ですよね。
実はそれはセミナー資料が見づらいせいかもしれません。
セミナー資料を工夫するだけで聞き手の理解度を上げられます。
今回は見やすいセミナー資料にするための、レイアウトのポイントをご紹介します。

□スライドの文字

せっかく素晴らしい内容が書いてあっても読めなくては意味がありません。
セミナー資料を作成する時には、話を聞きながらでも読みやすいように表示する文字には工夫しましょう。
一般的に、フォントが「メイリオ」、フォントサイズが「18pt以上」の文字は読みやすいとされています。

□セミナー資料の色

みなさんはセミナー資料に何色使っていますか?
人は色があるところに注目する傾向があります。
そのため、資料をカラフルにすると注目する場所が多く視点が分散してしまうので、聴衆に伝わりにくくなってしまいます。
これを回避するために、使用する色は1つのスライドに3色、セミナー資料全体でも5色以内に抑えましょう。

またこの基本の3色は、互いにベースとなる色の濃淡を変更したものを使用すると、配色に統一感が生まれます。

□セミナー資料の内容を整理

*配置

セミナー資料の中に要素がバラバラに並んでいると非常に見づらいです。
見やすいレイアウトにするには、要素の配置を揃えると良いです。
配置をそろえると、聴衆もセミナーで得た情報を整理しやすくなります。

*分類

配置する時に、ただ綺麗に並べてもあまり意味はありません。
情報をグループや種類で分類して、同じ類の情報は近づけて、違う類の情報は離して配置すると良いでしょう。
さらにグループごとに色分けすると、より伝わりやすい資料になります。

□余白

情報を伝えようとするあまり、資料が情報でいっぱいになっていませんか?
これでは要点が分かりにくくなってしまいます。
資料の要素間に余白を十分にとることで、重要な情報が聴衆に伝わりやすくなります。

□スライドの流れ

人間の視点は無意識に左上から右下へ移動します。
この特性を考慮して、1つのスライドの中で、発表の内容が左上から右下へ移動するようにレイアウトを決めると読みやすい資料になります。

セミナー資料は発表をアシストしてくれる重要なものです。
発表内容をより正確に相手に伝えられるように、セミナー資料のレイアウトは工夫しましょう。
今回ご紹介したポイントをぜひ参考にしてみてくださいね。