「発表会のプログラムを作成するが、何から始めればいいのか分からない。」
「プログラムのデザインを決められない。」
そのような方は多いのではないでしょうか。
発表会は習い事をしているお子様にとって、日ごろの練習の成果を発揮するためのとても大切なイベントです。
発表会をより良いものにするために、最高のプログラムを作成したいですよね。
一見難しそうなプログラム作成ですが、数点のポイントをふまえれば簡単に作成できます。
今回は発表会のプログラムを作成する際のポイントについて説明します。
ぜひ、今回説明するポイントを参考に、発表会のプログラムを作成してみてはいかがでしょうか。
□ポイント1|掲載内容を決定する
発表会のプログラムに掲載される内容にはパターンがあります。
今回は具体例として、バレエの発表会のプログラムを作成するという想定で考えてみましょう。
＊発表会の基礎情報を掲載する
まずは発表会の基礎情報を記載することから始めましょう。
一般的な発表会のプログラムは、講師による来場者に向けた簡単な挨拶から始まります。
挨拶に続けて、演じる作品名やあらすじを書き、発表会の内容を簡単に説明します。
そのあとに生徒の名前とそれぞれが演じる役名などが記載されます。
プログラムを見ると、その発表会の大体の内容が分かるようにしておきましょう。
また、会場までの道順を説明するための地図などを記載することをおすすめします。
なぜなら発表会には多くの来場者が来られるので、会場までの道が分からず迷ってしまう方がいるかもしれないからです。
地図が記載されていると、来場者の方はそれを頼りに来場できるので、とても便利です。
このように、パンフレットにはまず発表会に関する基礎情報を記載しなくてはいけません。
しかし、これらを記載しただけのプログラムだと何だか寂しいですよね。
もう少し情報を追加して、来場者が見て楽しいと感じるようなパンフレットを作成しましょう。
＊生徒の顔写真を掲載する
冒頭でも述べたように、発表会はお子様がこれまでの練習の成果を発揮するためのイベントです。
つまり、発表会の主役は生徒であるお子様だということです。
主役である生徒の存在感を強く印象付けるために、一人一人の顔写真を掲載するのをおすすめします。
それぞれの写真の下に生徒の名前を記載するとより良いでしょう。
顔写真を掲載することで生徒はその教室と演じる作品の一員だという実感を持てますし、保護者にとっても大切な思い出の品になるでしょう。
さらに、顔写真と名前が記載されていると、だれがどの役を演じているのかがすぐにわかるのでとても便利です。
パンフレットを華やかにするという意味でも、生徒の顔写真を掲載することをおすすめします。
□ポイント2|デザインを決める
プログラムのデザインを決めるのは難しいですが、とても重要な作業です。
決定したデザインによってプログラムの印象が大きく変化するので、時間をかけて決定しましょう。
とはいえ、いきなりデザインを考えるのはとても難しいですよね。
何から始めたらいいか分からない場合はまず、演目のイメージを書き出してみましょう。
その演目はどのような内容なのかなど、演目に関するイメージを書き出すと、それを参考にしてデザインを考えられます。
例えば、演目のイメージカラーをプログラムの背景に取り入れる、有名な場面を描いたイラストや写真を挿入するなどの方法がおすすめです。
演目の内容をイメージしたデザインのプログラムは、それを見た来場者が演目の雰囲気を読み取るためのヒントとなります。
演目に対するイメージを上手く取り入れながらデザインを考えてみましょう。
□ポイント3|見やすさを意識する
デザインにこだわればこだわるほど、あれもこれもとたくさんの写真を載せたくなるでしょう。
しかし、どんなに素敵なデザインでも、ごちゃごちゃしていて見づらいプログラムは良いプログラムだとは言えません。
見た人が見やすいと感じるプログラムの作成を心がけましょう。
プログラムのページ数は限られているので、あまり情報量が多いと見るのが負担になってしまいます。
見やすいプログラムを作成するためには、掲載する情報はあまり多くしすぎず、必要最低限の量に限定しましょう。
そうすることで、全体的にすっきりとした印象となり見やすいプログラムが完成します。
また掲載する情報や写真を限定することによって、一つ一つの写真の効果が際立ち、印象強いものとなります。
□まとめ
今回は発表会のプログラムを作成する際のポイントについて説明しました。
プログラムは、今までの練習の成果を発揮する場である発表会をサポートするためのツールであると同時に、のちに思い出の品ともなるものです。
紹介したポイントをふまえ、一生の思い出の品となるプログラムを作成してみてください。
ご不明な点などございましたら、お気軽に当社までご連絡ください。
