プログラムの原稿を作成するポイントについて紹介!データを作成したい方へ!


プログラムのデータを作成したい方はいらっしゃいませんか。
学会やスポーツ大会、習い事の発表会などの場で、原稿のデータを作成する場合があると思います。
わかりやすいプログラムを作成するために、いくつかのコツを抑えましょう。

□原稿に入れる情報を考える

 

まずは、プログラムにどんな内容を載せたいかを考えましょう。
この時点では、文章である必要はなく、紙に書いてもデータとして作成しても問題はありません。
マインドマップや、箇条書きといった、アイディアを自由に書き出せるフォーマットを利用して、書きたい内容を精査していきましょう。
イベントの進行やプログラム内容はもちろん、チームのモットーや、メンバー紹介など、他のページに何を掲載したいかを考えましょう。
教室の発表会やクラブ活動の場合は、勧誘のための良いプロモーションになりますよ。

今の段階では、思いつくアイディアをとにかく書き出していきましょう。
作業を進めていく段階でさらに絞り込めば、コンテンツ力の高い原稿が出来上がります。
もし可能であれば、他の会社や団体のものを参考にしましょう。
1つ例があれば、その1例から自分のアイディアを考えやすくなります。
そのプログラムの好きなポイントと、嫌いなポイントについて考え、そこから自分がどうしたいか考えていくと良いでしょう。
もし、他のプログラムを入手するのが難しい場合は、印刷業者のウェブサイトやパンフレットに、沢山のテンプレートや事例が掲載されているため、是非参考にしましょう。

 

□内容を絞り込む

 

書き出したアイディアの中から、実際にプログラムに入れるものを選びましょう。
アイディアを絞り込む際は、大会や発表会のコンセプトと、読み手を大切にしましょう。

まず、イベントのコンセプトを考えます。
例えば、誰か引退したり、卒業したりするメンバーがいる場合は、メンバーからあいさつの言葉や、寄せ書きがあると、プログラムが思い出の品になるでしょう。
また、発表会の入場料を寄付したり、何かサポートをお願いしたい場合は、プログラムにその内容を記載する必要があります。
有名な方を呼んでいる場合は集客のために、その方の写真やプロフィールを掲載するのが良いでしょう。
コンセプトを考えると、そのイベントの特徴が掴めるため、オリジナリティの高いプログラムになりますよ。

次に、誰がそのプログラムを手に取るのかを考えましょう。
実は、プログラムは、イベントに来た際あまり読まれない場合が多くあります。
魅力的なプログラムを作成しなければ、せっかく作ったプログラムが読まずに捨てられてしまうなんてことになるかもしれません。
読み手が思わず持ち帰って保管したくなるようなパンフレットを作るためには、彼らが何を読みたいのかを知る必要があります。

例えば、試合や発表会を観るお客さんが保護者である場合、それぞれの顔写真や似顔絵、今回のイベントへの意気込みなどを掲載すると効果的です。
また、それぞれのプログラムに誰が出場、出演するのかを載せておけば、ビデオや写真を撮っておきたい保護者にとって有益な情報を提供できるでしょう。
また、先生や監督が普段あまり保護者とのコミュニケーションを取れていない場合は、プログラムの空きスペースを利用して挨拶をしてみてはいかがですか。

 

□色と文字について決定する

 

まず、パンフレット全体のテーマカラーについて決定しましょう。
子供が活躍するイベントなら、黄色やオレンジなどの活発な印象を与える色をテーマに配色をすると良いでしょう。
他には、年配の方が多く活躍するイベントなら、桃色や若草色のような日本古来のカラーパレットを参考に配色すると、実際のイベントに合った印象を与えられます。

次に、文章を縦書きか横書きのどちらで掲載するか決めましょう。
早い段階でレイアウトを決定すれば、ページ数のだいたいの予想、ページを綴じる場所を決定できます。
横書きは、途中で英文を掲載したいと考えている方や、改行やスペースを多く使用したいと考えている方におすすめです。
しかし、軽いカジュアルな印象を与える可能性があるため、横書きを使用する場合は、内容とレイアウトに違和感がないかどうか注意する必要があるでしょう。

縦書きは、日本の古書のような印象を与えることができます。
そのため、言葉に重みを持たせたり、しっかりとした印象を与えたい場合に効果的です。
しかし、英文を載せたいと考えている方は、その部分は文字の向きが変わり、読みにくくなってしまいます。
また、縦書きの文章が段落を変えないまま続くと、読みにくいと感じる方が多くいます。
そのため、縦書きでプログラムの原稿を作成する場合は、段落分けに特に気を使う必要があるでしょう。

 

□まとめ

 

プログラムは、ただイベントの進行を書いた冊子ではありません。
正しく利用すれば、様々なメッセージを発信できます。
この記事を参考に、素敵なプログラムの原稿を作成してくださいね。
当社では、手間のかかる冊子づくりを徹底的にサポートいたします。
ご不明な点などございましたら、お気軽に当社までご連絡ください。