俳句集を作りたい方へ!作成のポイントと流れを紹介します!


俳句集を作りたいと考えている方はいませんか。
最近では、インターネットが発達して、誰もが俳句集や詩集などを個人で作れるようになりました。
そこで今回は、俳句集を作るときのポイントを紹介します。

□俳句集を作るときのポイントについて

まずは、俳句集を作るときのポイントを紹介します。
ここでは4つ紹介します。

*作成費用について

俳句集を印刷するとき、見積もり費用に加えて、手直し費用がかかる場合があります。
格安で行われている場合は手直し費用がかかり、合計では高くなることが多いです。
費用を抑えるために、費用の加算条件を契約するときに確認しておきましょう。

*仕上がりについて

最近は俳句集の原稿をデータで申し込むことが多く、実物がイメージと違っている場合があります。
例えば、挿絵や表紙の色合いのズレがよく見られます。
複数部印刷する前に、実際の完成予定本を見せてもらう業者を選びましょう。

*紙質とサイズについて

紙質は俳句集の出来に大きく関わります。
なぜなら、紙質によって挿絵の色合いが変わったり、手触りが悪くなったりするからです。

また、サイズも重要で、適切なサイズでない場合、文字が小さくて読みにくい、持ち運びが不便といった意見が出るでしょう。
そのため、紙質とサイズを確認して、自分が使いやすいものを選ぶことをおすすめします。

*レイアウトとデザインについて

紙媒体で書くときは、ブログやS N Sのように決められたレイアウトはありません。
つまり、レイアウトも作品の一部であり、自分で決める必要があります。
一般的には、作品が読みやすいように余白を作ることが多いですが、個性を表現するためにオリジナルのレイアウトにしても良いでしょう。

また、デザインも自分で決められます。
俳句集は俳句がメインですが、挿絵を入れることで作品に深みを持たせることがあります。
挿絵が苦手という方は友人や専門家に依頼すると良いでしょう。
俳句と挿絵を組み合わせることで、心に残る作品に仕上げられそうですね。

人によっては、略歴を入れる場合もあります。
略歴はその俳句を詠んだ人を紹介するもので、顔写真を加える方もいます。

以上のようなポイント以外にも、作品の重複や誤字脱字なども意識して作成しましょう。

□作成手順について

続いては、どのように俳句集を作るかについて紹介します。
大まかに5つのステップに分かれます。
以下の流れを知っておくと、どこで何に注意すれば良いかわかるため、確認しておきましょう。

1つ目は、見積もりと申し込みです。
見積もりは、発行部数や紙質によって変わります。
優先順位がある方は、それも一緒に説明すると業者の方が理解しやすいでしょう。
サイズはA5やA6が多いですが、当社ではA5で行っています。

また、相談をしていくと、疑問点が出てくるでしょう。
その場で質問するのがベストですが、あまりに多い場合は家に帰ってから相談しましょう。
完成し終えてから権利や業者が行う内容に文句を言っても解決できない場合があります。
そのため、契約事項に書いてあることを理解してから契約に進みましょう。

2つ目は、原稿の提出です。
自分で既に作った俳句を提出します。
数に決まりはありませんが、100句程度が目安と言われています。

また、並び順で悩む方もいるでしょう。
そういった方には、季節順での配置をおすすめします。
季節に沿って配置されている場合、作成する側は順番を決めやすく、読む側は読みやすいです。
テーマごとに並べる方もいるため、自分に合う方を選びましょう。

最近では、データ原稿が増えました。
データ原稿では、カラーモードや保存方法に注意する必要がありますが、カラーモードはC M Y K、保存方法はP D Fで行えば、問題なく終えられます。
出版社に持っていくことなく家で提出できるため、忙しい方は活用しましょう。

3つ目は、校正作業です。
ここでは、誤字脱字のチェックや修正を行います。
校正作業を何度も繰り返すことで満足度が高くなると思いますが、回数によって料金が変わることに注意しましょう。
初めからイメージを持っておき、少しだけ修正を加えるつもりで行いましょう。

4つ目に、原稿の最終確認をし、校正を完了します。
自分が納得のいくものになったら校正を終えます。
校正が終わると、契約時に決めた部数を印刷します。
この後に修正ができないことが多いため、最終確認は慎重に行いましょう。

5つ目は、印刷と発送です。
当社では、完成品のサンプルを提供します。
それを確認して問題がなければ、1週間程度で依頼した部数だけ家に到着します。
到着時期が不安な方は、校正を終えたタイミングで、発送のタイミングと到着時期を確認しましょう。

以上で工程を経て俳句集が作られます。
業者によっては少し変わる場合があるため、最初に契約をするときに流れも確認しましょう。

□まとめ

今回は、俳句集を作るときのポイントと流れについて紹介しました。
俳句集を作るのが初めての方でも、ポイントや流れを知っておくことでトラブルなく進められます。
自分が時間をかけて作った作品を形にして残しましょう。