イラストレーター初心者の方必見!おすすめツールと入稿時のポイントをご紹介!


イラストやデザインの仕事をする、もしくはそういった作業を任されたときに重宝するツールといえば、Adobeのイラストレーターですよね。
しかし、具体的に何ができるのかはご存じないという方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、イラストレーターの使い方について解説します。

□イラストレーターでできることとは?

はじめに、イラストレーターでできることを4つ紹介します。

1つ目は、さまざまな図形を簡単に描くことです。
いろいろな図形をマウスのドラッグによって簡単に描けるので、イラストを書く際には非常に役立つでしょう。
また、会社で必要な資料を作成しているものの、適切な図形がなかなか見つからないという経験はありませんか。
そのような場合でも、イラストレーターならご自身で図形を描けます。

2つ目は、文字入力やその文字をロゴに変換することです。
イラストレーターの文字の入力機能は非常に優れており、通常の文字を入れる以外にも、入力した文字を装飾することで、オリジナルのロゴを作成できます。

3つ目は、絵を描くことです。
この機能が最もよく使われているでしょう。
イラストレーターの描画機能は非常に充実していて、デフォルトの図形や線を組み合わせるだけでも、さまざまなイラストを描けます。

4つ目は、パンフレットや名刺のデザインをすることです。
パンフレットのデザインは、イラストの掲載だけでなく画像の配置や文字の入力などさまざまな機能が必要です。
イラストレーターはそういった機能のほとんどを網羅しているので、パンフレットや名刺のデザインも作れます。

□イラストレーターを使うとき知っておきたい機能をご紹介!

イラストレーターにはさまざまな機能が搭載されているので、まずは基本的な機能について把握する必要があります。
今回は知ってほしい機能を5つ紹介します。

1つ目の機能は、ペンツールです。
ペンツールとは、アンカーポイントを使って線を引く機能です。
直線だけでなく曲線も描けるので、さまざまな場面で応用できるでしょう。
この機能を知っておくだけで表現の幅が大きく変わるので、ぜひマスターしてほしい機能です。

2つ目の機能は、ナイフツールとはさみツールです。
ナイフツールは図形自体の形を変えずに内側を分割できるので、配色を変える場合に重宝します。
一方で、はさみツールは図形自体を分割するツールです。
ご自身の必要とする用途に合わせて使い分けましょう。

3つ目の機能は、ブレンドツールです。
こちらは2つのオブジェクトから中間のオブジェクトを作成できる機能です。
さらに、この機能を使ってグラデーションの作成もできるので、応用の幅が広い機能でしょう。

4つ目の機能は、パスファインダパネルです。
パスファインダパネルとは、複数の図形を組み合わせることでイラストを作成する機能です。
この機能を使うことで簡単にイラストを作成できるため、イラストの作成に自信がない方でも安心でしょう。

5つ目の機能は、画像のトレース機能です。
イラストレーターは画像や写真のデータを取り込むだけでなく、編集もできます。
取り込んだ画像にアンカーポイントを設定すれば線の編集や配色を自在に変更できるので、マスターしておきたい機能ですね。

□入稿時に確認すべきポイントをご紹介!

イラストレーターは、たくさんの機能がある便利なソフトであることがおわかりいただけましたか。
最後に、入稿時に注意してほしいポイントを2つ紹介します。

1つ目の注意点は、ドキュメントカラーがCMYKであることを確認することです。
通常、パソコンの配色はRGBですが、プリンター用インクのほとんどはCMYKです。
作成したデザインやイラストを印刷しない場合はRGBでも良いでしょう。

しかし、作ったデザインをプリントする場合、この設定でないとうまくプリントできなかったり、想像していた配色とは異なった出来栄えになったりしてしまいます。
新規ドキュメントの作成時にカラーモードの設定で変更可能なので、忘れずに設定しておきましょう。

2つ目の注意点は、アートボードが注文のサイズになっているかを確認することです。
仕事としてデザインを受けた場合、サイズ設定の確認は必須でしょう。
特にパンフレットなどのデザインを作成する場合、サイズ設定に不備があった場合は印刷後の出来栄えに大きく影響します。

印刷が終わったタイミングで不備が見つかった場合は変更ができないため、大きな損失につながってしまいます。
そういったトラブルを事前に防ぐためにも、サイズ設定の確認は必ずしておきましょう。

□まとめ

今回は、Adobeのイラストレーターについて解説しました。
イラストレーターには、絵を描くだけでなくパンフレットやロゴの作成など幅広い用途があります。
本記事がイラストレーターで資料を作成する際のお役に立てれば幸いです。
当社では冊子の印刷を行っておりますので、印刷の際はお気軽にご相談ください。