書籍の作り方とは?後悔しないためのポイントや目次の重要性をご紹介!


書籍を作ってみたいと思っておられる方がいらっしゃるでしょう。
書籍を作るためには押さえておかなければならないポイントがいくつか存在します。
せっかく時間をかけて作るなら読みやすい書籍を作りたいですよね。
そこで今回は、書籍を作る流れや後悔しないためのポイント、目次の重要性をご紹介します。

□一般的な書籍作りの流れをご紹介します

書籍を初めて作る方は、書籍を作る流れを把握しておいた方が作りやすいです。
そこでここでは、書籍を作る際の流れをご紹介します。

一般的に、書籍を出版する際は、原稿の準備、入稿・打ち合わせ、組版や校正作業、修正や点検、印刷・製本、納品という流れになります。

1つ目は、原稿の準備です。
原稿を準備する際は、手書きで準備する原稿やワードやワープロで準備する原稿があります。
文章の順序がまとまらない場合は、相談しながら進めていくことが重要です。
誰かに確認してもらうことで、自分では気がつかなかった観点で助言してもらえる可能性があります。

手書きで原稿を作る場合は、原稿用紙を用いることで、自分が伝えたいことをしっかり見てもらえます。
メモ書きのように書いている場合は、原稿用紙に書き写した方が良いでしょう。

2つ目は、入稿と打ち合わせです。
原稿が準備できると、入稿に入ります。
本のイメージや仕様についてしっかりと決めます。

3つ目は、組版と校正作業です。
ここでは特に校正作業が重要です。
校正作業を怠ってしまうと、完成した際にミスが見つかってしまいます。
そうなると、もう一度刷り直ししなければならなくなります。

そのため、十分に校正を行うことをおすすめします。

4つ目は、修正と点検です。
校正と似た部分があるかもしれませんが、どこか間違ったところがないか、気に食わないところがないかを確認します。
校正と同様に、後々ミスが発見されないようにしっかりと確認を行います。

5つ目は、印刷と製本です。
ここまできて、印刷と製本作業に入ります。
おすすめの製本サイズは、A5サイズです。
当社では、書籍の製本を承っていますので、お困りのことがあれば是非ご相談ください。

□書籍作りで後悔しないためのポイントをご紹介します

ここからは、書籍を作る際に押さえておくべきポイントをご紹介します。

*書籍を作る目的はさまざま

書籍を作る目的は人それぞれでしょう。
「自分の作った本を色んな人に読んでもらうために販売したい」「作った本を会員や受講生に読んでもらいたい」「限られた知り合いに読んでほしい」「会社のPRとして利用したい」などさまざまな理由があるでしょう。
目的がひとつではない場合もあるでしょう。

しかし、欲張ってさまざまな人に届けたいという目的で書籍を作ってしまうと、本当に伝えたいことが伝わらない可能性があります。
また、作っている最中に、どんな目的で作っていたのかを見失ってしまう可能性も考えられます。
そのため、できるだけ目的は絞った方が良いでしょう。

*書籍を作る目的を明確にする

上記でもご説明しましたが、書籍を作る際は目的を明確にすることが重要です。
広く書籍を届けたい場合は、企画を行う段階で、ある程度の市場のニーズやそれに基づいたテーマの設定を行う必要があります。
また、ライバルの分析も必要になる可能性もあります。

反対に限られたコミュニティーや身内に届けたい場合もあるでしょう。
このような場合には、広く一般に理解されるような内容ではなく、専門性が高く少し尖った内容にするのも面白いかもしれません。

このように、目的をはっきりさせることで、どのような内容の書籍にすれば良いのかはっきりします。
それゆえ、読み手の満足度が高いものになるでしょう。

□書籍における目次の重要性をご紹介します

ここからは、書籍における目次の重要性をご紹介します。
書籍を作る場合、まず初めに目次を作ることからスタートします。
目次を作るということは、書籍全体の構成を考えるということです。
1番初めに決めたテーマをもとに、書籍を作る上での羅針盤を作ります。

目次を作っていないと、今作っているページでは何を書けば良いのかわからなくなってしまう可能性があります。
また、執筆の手が止まってしまい多くの時間がかかる可能性も大いにあります。
このように、目次は書籍をスムーズに作っていく上で欠かせないものなのです。

ここからは、目次の作り方を簡単にご紹介します。
まずは、目的に沿った伝えたい内容を箇条書きにして書き出します。
それらを、内容ごとにグループ分けします。
ここから、それぞれの章を考えます。

ここまで来たら、一晩寝かしてこのまま執筆を始めても問題ないのかどうかを考え、問題がなかったら執筆を始めます。

□まとめ

今回は、書籍を作る流れや後悔しないためのポイント、目次の重要性をご紹介しました。
今回ご紹介した中でも、目次は読みやすく作るためにとても重要なものです。
この記事を参考に、読みやすい書籍を作っていただけると幸いです。