思い出を形に残す「写真集」のおしゃれな作り方を紹介します


ご家族やご友人との大切な思い出を残すツールに写真集という選択肢はいかがでしょうか。
携帯電話で写真を撮りデジタル上で保存するという方が多い今、あえて写真を印刷し一冊の本として形に残してみるのも素敵です。

一口に写真集といってもその種類や作り方はさまざまです。
今回は、何度でも見返したくなるような写真集を作るコツと、いくつかの注意点をご紹介します。
ぜひ写真集を作る際の参考にしてみてください。

□写真集にはたくさんのバリエーションがあります

写真集といっても、ご家族向けのものから卒業生用、絵本やエッセイのようなものなど、その種類は多岐にわたります。
どんな写真集にしたいのか、作成前にイメージを持ってから作り始めると良いでしょう。

シンプルで作りやすい写真集をご希望の方はキャプションを必要最低限に抑えたフォトブックがおすすめです。
写真そのものを目立たせたい方はこのオーソドックスな作り方を採用してみてください。
また、この定番型の写真集にその写真にまつわるエピソードや説明文を加えると絵日記風になります。
当時の気持ちや状況を短文で記せばエッセイ風に。

写真集で大切な人に想いを伝えたいと考えている方は、写真のそばにメッセージを添えましょう。
文字だけでなく写真も添えてあるため、読み返すたびに感動を誘う一冊になりますよ。

みんなで一緒に一冊を作り上げるのも楽しいですよね。
一年間の思い出をまとめたイヤーブックや、嬉しいことも悲しいことも経験した学生生活をぎゅっと一冊に詰め込んだ卒業アルバム。
これらを共同作業で作るのも素敵な思い出になります。

また、写真集と同じ作り方で写真絵本も作れます。
オーソドックスなものではなく、クリエイティブな制作をしたい方にはぴったりです。
大好きなペットの写真を使うのも良いですね。

他にもレシピ本や旅行記としても写真集が最適です。
ご自身の思い出を残すためにはもちろん、大切な方へのプレゼントとしても作れるのが魅力です。
写真集を作り始める前に明確にしたイメージに基づいて、どのパターンで作成していくか決めると理想に近いものに仕上がるでしょう。

□おしゃれな写真集に仕上げるコツは?

せっかく作るならとことんおしゃれに仕上げたいですよね。
素敵な写真集を作るためには冊子の素材やテーマ、写真の選別やデザインに気を配るとよいでしょう。

一目見た時に写真集の印象を左右するのは冊子の見た目です。
写真集を作り始める前に決めたイメージに合う素材選びが肝心です。
表紙カバー、綴じ方、紙の質感は軽視されがちですが大切な要素になります。
例えば、カジュアルな写真集に仕上げたい場合、明るい表紙を選び、中綴じにすると良いでしょう。

また、写真集全体で統一感を持たせるためにはテーマを決めることが大切です。
写真集の目的を明確にすることで、それに合わせた色やレイアウトを考えられます。
テーマの具体例としては「結婚式」「子育て日記」「旅行の思い出」などが挙げられるでしょう。

外堀が埋まったら写真選びと細かなレイアウトに移りましょう。
既存の写真集を参考にしながら、ご自身で決めたテーマに合う写真を選んでみてください。
思い入れのある一枚を選ぶのもおすすめです。

各ページごとに異なるレイアウトにすることで動きのある見ていて楽しい写真集になります。
写真のサイズや配置を変えてみると良いでしょう。
フォントはテーマに合わせて選び、統一感を持たせるのがポイントです。

□写真集のデータを入稿するときの注意点は?

イメージ通りに写真を印刷するためには、解像度や加工オプション、綴じ付近のレイアウトに気を付けなくてはなりません。
写真データを入稿する際には以下3つの点を確認してみてください。

1.写真の解像度

想像通り、きれいな画質のまま印刷をしたい場合は事前に解像度を設定する必要があります。
不安な点は印刷を委託する会社に相談し、解像度が十分であることを確認しましょう。
思い出が詰まった大切な写真が見にくい形で印刷されてしまったら悲しいですよね。

当社ではオンラインでの相談も承っておりますので、弊社に直接足を運ぶのが難しい方でもお気軽にご相談いただけます。
ぜひご活用ください。

2.加工オプションの注意点

写真集を作成する際、表紙をより鮮やかに仕上げるためにPP加工と呼ばれる追加加工がオプションとして与えられることが多いです。
ここで気を付けなければならないのは、追加加工によって元々予定していた色よりも濃く仕上がってしまう点です。
加工オプションを希望される場合は、最初の色を薄めに設定すると良いでしょう。

3.綴じ付近のレイアウト

中央の綴じ付近は、ページ同士が重なるため、写真や文字が見えなくなってしまいます。
そのため、綴じ白と呼ばれる余白を20ミリメートル前後作らなくてはなりません。
用紙いっぱいに絵柄を配置せず、真ん中部分には余白を作りましょう。

□まとめ

今回は大切な思い出を形に残すツールとして写真集の作り方をご紹介しました。
作り始める前に膨らませたイメージに沿って統一感のある写真集を作ることが重要なポイントです。
写真集はバリエーション豊富で、デザインも自由自在にアレンジ可能。
入稿時にお伝えした3点を確認すれば、オリジナリティあふれる最高の一冊ができあがるでしょう。

実際に写真集のレイアウトまで完成しましたら、印刷は当社にお任せください。
お客様が安心できるサポート制度も充実しておりますので、ぜひ一度お問い合わせください。