記念誌を作る際に確認したい6のポイント


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記念誌を作るなら、良い記念誌を作りたいですよね。
会社の歴史を語ることによって、社内だけでなく、社外にも情報を共有でき、より会社のことを理解してもらうことができます。
会社を理解してもらうための記念誌ならば、多くの人に手に取ってもらえるように、分かりやすく読みやすいものにすることが必要になります。

今回は、読みたくなる記念誌を作るために準備段階で確認するべき6つのポイントを紹介したいと思います。

【なぜ、作るか】

なぜ、記念誌を作るのでしょうか。上司に頼まれたからですか?
いいえ、きっと記念誌を作る際に会社の目的や狙いがあるはずです。

例えば、設立50周年を記念して、より一層の発展を宣言するための記念誌や、企業理念と社会的使命を再確認させるために発行される記念誌など、目的はさまざまです。
「なぜ、発行するのか」を考え目的を定めることによって、一貫した記念誌になります。

【いつ、作るか】

発刊時期を明確にすることはとても重要です。それから逆算してスケジュールを組んでいきます。
インタビューをするなら、日程調節も必要になります。
会社の歴史も載せる場合などは、資料を集めるための時間も考慮しなければなりません。
一般的に2~3年かかると言われています。

【どこで、作るか】

編集する人が拠点となるスペースを確保しましょう。
資料収集して、量が多い場合もあります。
大切な資料を見失わないために保存する場所や人を管理しておきましょう。

【誰が、作るか】

会社のエッセンスとなって配られる記念誌を誰が作るか決めましょう。
編纂委員会を設けることも大切です。
資料や情報などを管理する専任者を設けましょう。
執筆・校正・デザイン・編集などすべての業務を一人ですることは大変なので、外部に委託することも選択肢として考えるのもいいと思います。

【何を、作るか】

記念誌と言っても、形態を選ぶことができます。
会社のことを一通りまとめることで分厚い資料本を作ることもあります。
一方で、社外の人や、多くの人に読んでもらいたいのであれば、パンフレットのようなデザインや構成に重点を置いたものが良いでしょう。

【どのように、作るか】

どのように作るかは、記念誌をつくる作戦のようなものです。
作る適任者を決めて、工程や期限などを決めて、原稿作成を始めることです。

これらが、記念誌を作る前に確認するべきことです。
ぜひ、準備を万全にして、「良い記念誌だね」と褒められるものを作ってくださいね。