写真集を作る前に考えるべき3つのこと


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写真集を出したいとお考えの方は、それぞれのテーマがあることと思います。
例えば、風景や動物、料理、お化粧、コスプレなど、写真はポップカルチャーを代表するものから、電車などマニアックなものまで様々ですよね。

最近では、誰でも気軽に写真を撮ることができるので、写真を趣味にしている方も多いのではないでしょうか。
今回は写真集の出版を考えている方に、出版するまでに準備しておくべきことを三つ紹介したいと思います。

【イメージを決める】

決めておきたいことは3つあります。
まずは、写真集を作る際には目的を決めることが大切です。
写真家として、作品を残したい、データに残しておくのが惜しい、記念に残しておきたいなど様々な目的があると思います。

次に、写真集のコンセプトやテーマをはっきりさせることです。
最後に、キャプションや文章を入れるかなども決めておきましょう。
これらをしっかり説明できるようにしておかなければ、制作しているときに内容が、ぶれてしまうかもしれません。

【写真集の仕様を決め、解像度を確認する】

イメージを決めて写真集の軸が決まったら、写真のサイズや量に合わせて書籍の仕様を決めます。
ページ数は64~96ページが一般的です。また、単行本サイズかB5サイズか、正方形かも決めておきましょう。

すべての写真を均等に配置するのではなく、特に見せたいと思う写真を決めて目立たせることで、全体的にまとまりのある写真集になります。
写真集に載せる写真は画質が良いものが好ましいと言えます。

そのため、一眼レフカメラや、デジタルカメラで撮影されたものの方が良くなります。
しかし、どの媒体で撮影したとしても、350dpi以上あれば写真集にする際に問題ないとされています。

【著作権を確認する】

写真に写り込んでしまった絵画や芸術は、使用するのに許可が必要なものもあります。
写真を編集するときには著作権や肖像権を侵害していないか確認する必要があります。
せっかく編集した写真集でも、ほかの人の作品が写ってしまっていては、出版できなくなります。
著作権、肖像権侵害をしていないか入念に確認して、素敵な写真集を作成しましょう。

写真は瞬間を切り取ることから、見た人がその場に行って、その瞬間を見たような感覚になります。
オリジナルの写真集を作ることはとてもわくわくすることですよね。
自分が見た瞬間を多くの人と共有できます。多くの人に見てもらえるかもしれません。
お気に入りの一冊を作るためにも、準備を万全にしておきましょうね。