いい記念誌を作りたい。そんな方へ表紙のデザインのポイントをご紹介。


「そろそろ会社が25周年を迎える。それを記念して、記念誌を発行しようかな」
「来年ちょうど、会社の創業年が節目を迎えるので、後世にも記録として残したい」
このような理由で記念誌の発刊を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

記念誌はおめでたいものです。
そんな記念誌だからこそ、デザインで失敗したくないですよね。
とくに表紙は記念誌の印象を大きく左右するものです。

そこで今回は、記念誌の表紙デザインのポイントについてご紹介したいと思います。

○印象は表紙で決まる

皆さんは本屋さんで本や雑誌を購入する際に、手に取るかどうか、何をみて判断しますか?
表紙を見て決めるという方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
ですから表紙次第で、読んでもらえるかどうかが決まると言っても過言ではありません。

これは記念誌の場合でも同じことが言えます。
表紙を工夫して、手に取ってもらう機会を増やすことは大変重要なことなのです。

○どのような表紙がよいか

表紙はどのようなものがよいのでしょうか?
意識すべきは『目的にあった表紙を作る』ことです。

記念誌をつくる目的は、「多くの人に見てもらいたい」と「記録として残したい」の大きく2通りがあるかと思います。
前者ならイラストを加えるなどして、かしこまりすぎない表紙にする方がよいですし、後者なら多少かたそうだなと感じるものでも問題はありません。

表紙の作成は目的を意識することが重要なのです。

○デザインのポイント

・題名

表紙の中でも題名は全体の印象を決める要素の1つです。
例えば「〇〇株式会社記念誌」という題名にすると、少しかたい印象を受ける人も多いです。

もし多くの人に手に取ってもらうことを目的とするのであれば、副題などを入れると内容を分かってもらいやすくなり、読者が読んでみようと思うきっかけになるかもしれません。

・背景色

「背景を何色にするか」も記念誌の印象を左右します。
外向けに会社のイメージを浸透させたい、会社の内部を盛り上げたい、など場面に合わせて選ぶようにしましょう。

また、背景色と文字の色が近いと文字が読みにくくなってしまうので、このような点も工夫なさってくださいね。

以上、記念誌の表紙のデザインのポイントについてご紹介しました。
記念誌は会社の記録を残していくための大切なものです。納得のいくものを作っていただけたらと思います。

この記事が記念誌の作成を検討している方のお力になれば幸いです。