社内マニュアルを作るポイント|見やすさと簡潔さ編


「社内マニュアルを綺麗に作りたい。」
「どのようなマニュアルが見やすいのだろうか?」
「誰が見てもわかりやすいマニュアルを作りたい。」

このような悩みをお持ちの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
作成に意外と労力が必要な社内マニュアルは、せっかく作るのですから綺麗でわかりやすいものにしたいですよね。

今回はそのような方々のために、「見やすくわかりやすい」マニュアルの作り方をご紹介します。

□ページ番号をつける

マニュアルは場合によってはかなり厚いものになる可能性があります。
膨大な量が記載されたマニュアルから自分が見たい項目を探すためには、どこに何が記載されているかひと目でわかる構成にする必要があります。
そのため、目次とリンクさせて各ページに必ずページ番号を振るようにしましょう。

また、目次を細かく分けることも効果的です。
社内全体のマニュアルや複数の部署に渡るマニュアルの場合は、特に細かく分けましょう。

□1ページに情報を詰めすぎない

1ページに小さな字で大量の情報が書かれているマニュアルを見たことありませんか?
このようなマニュアルは、分厚い冊子にならないよう、少しでも薄い冊子になるようにと意図した結果に多いです。

文字が小さいと読みにくいですし、情報量が多ければ読む気が削がれますよね。
マニュアルを使う人がそのような感情にならないように、1ページの情報量は抑えましょう。

□大事なところは強調する

マニュアルの中でも特に重要な部分はいくつかあると思います。
そのような箇所は太字にする、色をつける、文字のサイズを大きくする、下線を引くなどして強調するようにしましょう。
太字にするだけでも十分効果がありますが、文字のサイズが小さすぎると印刷後に文字が潰れてしまう可能性があるので注意しましょう。

また、重要箇所だけでなく、誤解や間違いが多いところも強調するようにしましょう。
この時に注意しておきたいことが1点あります。

例えばAとBに関してよく間違いがあり、マニュアルにAが正解であることを強調するために「BではなくA」と記載したとします。
その一方で、CとDもよくある間違いだから付け加えようと思い「DでありCではない」と記載したとします。
「BではなくA」と「DでありCではない」の2つの文を見ると、前者は正解が後ろに、後者は正解が前にきています。

このような書き方をすると、最初に正解が後にくるように記載した場合は、同じような文は全て後ろが正解だと誤認してしまう可能性があります。
つまり、2つのものを比べる時は、主張したい事を文の前後のどちらに置くか統一するようにしましょう。

□最後に

社内マニュアルの作り方についてご紹介しました。
社内マニュアルをお作りの際は参考にしていただけると幸いです。