売れるカタログを作成するためのポイントについて紹介します!


カタログ作成でお困りの方はいらっしゃいませんか。
今回は売れるカタログを作成する流れや資料のまとめ方、綴じ方について紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□カタログ作成の流れを紹介

ここではカタログ作成の流れを8段階に分けて紹介します。

1つ目は、課題を整理することです。
まずは現時点で課題となっていることを再確認します。
「新規の客や常連客が少ない」「購買単価を上げたい」など、カタログ作成で何を改善させたいのかはっきりさせましょう。

2つ目は、市場を把握することです。
たくさんの競争相手がいる市場で勝ち抜くためには、他社と比べてどこに差を生み出すかを明確にする必要があります。
市場や競合他社の状況を調べ、自社の強みや弱みを判断しましょう。
そうすれば自社の武器を発見し、商品やサービスのこだわりやポイントをアピ―ルできます。

3つ目は、顧客を把握することです。
同じ年代でも生活スタイルや趣味は異なり、何を買うかは変わります。
年間もしくは1日の暮らしのどちらを考えるかによって、提供する商品やサービスも異なるでしょう。

また、コールセンターで顧客の声を整理するのも良いでしょう。
売上や1部の声だけで顧客像が作られていないか確認することも大切です。

4つ目は、カタログを評価することです。
自社ならではのオリジナリティを重視することが大切です。
ターゲットに対してカテゴリが足りなかったり、同じ商品が多すぎたりすれば購買意欲低下につながります。

5つ目は、企画書を作ることです。
コンセプトを固め、どのような方でも理解しやすい文章にしましょう。
表紙はコンセプトが伝わるようにすることが大切です。
また、誰をターゲットにするのか、どう届けるのかなど冊子の用途に応じて考える必要もあります。

6つ目は、制作です。
商品リストを参考に、カタログを作成していきましょう。
特に、シニア層の方は文章をしっかりチェックしていることが多いです。

7つ目は、校正です。
この段階は最も大切なフローと言っても過言ではありません。

8つ目は、分析です。
カタログでは次にどう対策をするのかについて考えることが大切です。
データをどれだけ活用できるかが課題を解決するためのカギとなります。

□カタログ資料のまとめ方とは

続いて、カタログ資料のまとめ方を3つ紹介します。

1つ目は、載せる情報を整理することです。
紙面のスペースには限りがあります。
そのため、目的を明確にして載せる情報を多くしすぎないようにしましょう。

情報が多すぎると、どこが重要でお得なのかといった最も大切なことが伝わりづらいです。
より効果的に宣伝し、チラシやパンフレットの意図に沿って作成するためにも、元となる情報を整理しましょう。
作成する前にキャッチコピーや伝えたいこと、概要を文章で書き出すと整理しやすいです。

2つ目は、デザインの方向性を決めることです。
「こんな風に仕上げたい」「ここの店舗のチラシみたいに作りたい」など理想的なカタログがあればそれを参考に、完成形イメージを固めましょう。
決める内容としては使用したい色や好みの色、イメージカラーなどです。

具体的なイメージがあれば、仕上がりのデザインがしっかり固まります。
完成形のイメージが途中からぶれないよう、すり合わせを行いましょう。

また、デザインのイメージやテイストで載せる情報は異なります。
例えば、シックで上品のしたい場合にはスペースが必要になるため、情報をかなり少なくする必要があるでしょう。

3つ目は優先順位の可視化や指示をすることです。
「最も伝えたいことはこれで、ここでは何が欠けていて、この場所にはこの写真が入って」といったイメージがある方は多いはずです。
レイアウトを考える際には、伝えたい情報の優先順位を元に作成しましょう。

さらに、それらを制作側に共有するために手書きで大丈夫ですのでイメージグラフを書きましょう。
イメージを伝えることを意識して作成することが大切です。

加えて、そのイメージグラフを提示しながら、話し合いをすると伝達がスムーズに進みます。
もし、それが難しい場合は文章で示す形でも大丈夫です。
紙面のスペースが少ないため掲載が困難である場合、優先順位を指示して省略できるものは削るといった工夫が必要です。

□カタログの綴じ方を紹介

カタログの綴じ方を2種類紹介します。

1つ目は中綴じタイプです。
カタログはパンフレットとは違い、ページ数が多くなりがちです。
その中でも30ページ以内のカタログは、このスタイルがぴったりでしょう。

2つ目は無線綴じタイプです。
ページ数が50ページ〜100ページ以上である場合、中綴じは不向きです。
そのため、ページ数が多い場合はこのタイプにすると良いでしょう。

□まとめ

売れるカタログを作成する流れや資料のまとめ方、綴じ方について解説しました。
今回紹介したポイントを押さえて、売れるカタログを作りましょう。
印刷を検討中の方は、ぜひ当社にご相談ください。