発表会プログラムの作成をお考えの方必見!デザインの考え方を解説します!


「発表会プログラムのデザイン方法が分からない」
このようにお悩みの方は多いでしょう。
また、何から決めれば良いか分からない方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、「発表会プログラムの作り方」と、「デザインする際のポイント」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□発表会プログラムの作り方

*プログラムに使う紙の選び方

プログラムに使う紙は、会場にあわせたものを使うと良いでしょう。
では、具体的にどのような紙を使えばよいでしょうか。

照明の暗い会場を想定してみましょう。
ピアノやバレエ、演劇などが上映されている会場です。
このような場所で見られるプログラムは、文字の大きさや色使いを工夫する必要があるでしょう。

また、紙の選び方に関してはもう1つ選び方があります。
それは、「内容によって選び方を変える」というものです。

たとえば、顔写真がプログラムに載るとしましょう。
ダンスやピアノの発表会では、顔写真が載ることもあります。
このようなケースでは、顔写真の印刷が綺麗にできるコート紙が合っています。

逆に、文字が多いプログラムの場合、上質紙を用いましょう。
書き込みもしやすく、使いやすいプログラムになります。
文字が多いプログラムの例としては、研究発表や講演会があります。

まとめると、「発表会の場所」と「発表会の内容」によって紙を選ぶことが大切と言えます。
2つの観点から考慮することで、選ぶべき紙が比較的絞れます。

*プログラムのページ数の決め方

プログラムを作る際の悩みの1つは、「ページ数」でしょう。
適切なページ数にすることで、読みやすく綺麗なプログラムにできます。

ここで考えたいのは、以下の点です。

・写真のサイズ
・顔写真を何名分載せるか
・広告
・進行の流れ
・ほかに掲載したい項目があるか

以上の項目を吟味することで、ページ数を決められます。
予算のことも考えると、バランスよくそれぞれの項目に割くことが大切になってきます。

*製本方法について

まず用紙の大きさですが、最もよく利用されるのがA4サイズです。
メリットとしては、以下のものが挙げられるでしょう。
・1ページ当たりの情報量を多くできる
・フォントも大きいものを使える

次にプログラムの綴じ方ですが、「中綴じ」と「無線綴じ」の2種類があります。
中綴じは、中央で折ってホチキスで止める方法です。
無線綴じは、背表紙を作って紙をまとめる方法です。
どちらを選ぶかについては、ページ数が多い場合は無線綴じ、ページ数が少ない場合は中綴じを選びます。

具体的なページ数を挙げましょう。
表紙や裏表紙を含め、16ページや20ページのプログラムの場合、中綴じを採用すると良いです。
一方でページ数がそれ以上となる場合は、無線綴じが向いています。

プログラムでページ数が多くなることはそれほどないため、基本的には中綴じを選べばよいでしょう。
また、中綴じには180度開く、無線綴じより安価である、といった特徴もあります。
状況に応じて、中綴じか無線綴じかは選びましょう。

□プログラムのデザインの考え方の4つのポイント

1つ目は、内容を考慮することです。
小中学校の発表会の場合を想定してみましょう。
この場合は、青を基調としたフレッシュなイメージのプログラムにすると良いかもしれません。
また、ピアノの発表会のプログラムはどうでしょうか。
格調高さを出したい場合、黒を基調とすると良いかもしれません。

2つ目は、イメージを言語化してみることです。
基調となる色が決まっても、デザインが考えにくいといったこともあるでしょう。
その場合、デザインを言語化してみるのも1つの手です。
言語化することで自分が作りたいプログラムをイメージしやすくなります。

3つ目は、前回までのプログラムとイメージを合わせることです。
たとえば、学校行事や発表会などは、毎年開催されていることがほとんどでしょう。
その場合、昨年までのデザインを使用するのも1つの方法です。
色を変えるなどすれば、統一感のあるプログラムにできます。

4つ目は、主催する機関のイメージカラーに合わせることです。
たとえば学校行事の場合、学校のイメージカラーに合わせたり、発表会の場合、その発表会の主催の期間のイメージカラーに合わせたりします。
こうすることで、簡単に基調とする色を選べるでしょう。

以上がプログラムのデザインを考える際のポイントです。
まずは基調となる色を選び、次にデザインを考えると良いでしょう。

ただし、このとき「色を3色以内に抑えること」が大切です。
それ以上の数の色を使用すると、かえって見づらくなってしまいます。
また、「著作権」にも配慮が必要な場合もあるため、注意しましょう。

□まとめ

今回は、「発表会プログラムの作り方」と「プログラムのデザインを考える際に大切なこと」をご紹介しました。
使用する紙は「場所」と「内容」から考え、一般的には「中綴じ」を採用すると良いでしょう。
この記事がプログラムを作る際の一助になれば幸いです。