授業用テキスト作成時に気をつけてほしい3つのポイント


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皆さんは授業用テキストを作る機会がありますか?最近では、授業用テキストは、学校だけでなく、塾や予備校、家庭教師の現場など、様々な期間で使用されるものだと思いますので、作成する方も比例して増加しているかと思います。

そこで今回は、授業用テキスト作成時に気をつけてほしい3つのポイントをご紹介します。
これからご紹介する3つのポイントを押さえていれば、一般的に良しとされるテキストの質が保証されるかと思います。

◆その1、はじめにシラバスを作る

授業用テキストを作成する際は、まずシラバスを作成しましょう。後から作成すると一緒に使うためのテキストを作成する時に整合性が取れなくなる場合がでできますので、授業で使うシラバスを先に作成してしまいましょう。また、シラバス作成時には下記のようなポイントを押さえることが大切です。

・短い単位で区切る
・内容(章)ごとに対応したページ数を記す
・見やすく聴きやすいページにする
・飽きさせない表現にする
・ちょっとした時間で学習できる内容を入れる
・フォントをできるだけ統一する

◆その2、フォントを効果的に使う

授業用テキスト作成時にフォントの効果を意識して作成するだけで仕上がりはかなり変わります。
例えば、テキストの場合は明朝体、ゴシック体、丸文字、相撲文字などが頻繁に使われると思います。明朝体は読みやすく上品で説得力のある印象がある書体なので本文に使用して、ゴシック体は重みがあり、存在感がある書体なので見出しに使用すると良いでしょう。

また、フォントの大きさに関しても本文は9ポイント、 見出しは14ポイントなどとあらかじめ計画的に考えておくとテキスト全体の統一感が出て読み手に伝わりやすくなります。

フォントの効果に関する細かな知識は他の記事でもご紹介していますのでご興味のある方は是非、そちらも御覧ください。

◆その3、イラストや図、写真を載せる

文字情報に加えて視覚情報で内容を鮮明に理解させることはテキストにおいて効果的なポイントです。誰に何をどのようにして伝えたいのかを明確にすると、この情報に必要なのはイラストなのか図なのか写真なのか判断できるようになるかと思います。また、読み手の負担を増幅させないためにもなるべくシンプルでわかりやすいものを選ぶようにすることも大切です。

◆まとめ

今回は、授業用テキスト作成時に気をつけてほしい3つのポイントをご紹介しました。
ご紹介したポイントを参考にして作成した授業用テキストが学習者にとって、どこにいても学習できるような、学びやすく、自主学習のサポートをするものになればと思います。