想いの詰まった文集、その原稿作成のポイントをご紹介します


学生時代、卒業文集に皆さんはどのようなことを書きましたか?
当時の自分にとって一番記憶に残っている思い出を文字におこしたかと思います。
本の作成に関わったことがない方でも、実はこのように「卒業文集」という形で文集の作成に携わった経験はあるかと思います。
では、文集を作成する際にはどのようなことに注意すればいいのでしょうか。
ここでは、文集の作成する時に注意すべきポイントをご紹介します。

□文集のテーマについて

文集を作成する時は、あらかじめテーマを決めておきます。
文集の作成方法には、1人で全て書いたものをまとめる方法と、複数人で文章を書いて集める方法があります。
複数人で文章を書いて集める場合、文集のテーマは皆が書きやすいものにしましょう。
他にも、多くの人が読みたくなるテーマを選ぶことも重要です。

卒業文集のように学生から文章を集める時は、アンケート形式で問うと学生はテーマから外れすぎない内容を書くことができるので、おすすめです。

□文集の表紙デザイン

表紙は文集の顔なので、そのデザインは文集のイメージに沿ったものが良いでしょう。
WEB上でイラストや写真の「フリー素材」をダウンロードできるので、デザインが苦手な方でも簡単に表紙を作成できます。
レイアウトを考える時は、文集のタイトルが一番目立つようにしましょう。
団体名やその連絡先など、情報が詳しくなるほど文字を小さくするとバランスの取れた表紙になります。

□表紙の紙質を選ぶポイント

表紙の紙質で文集の雰囲気を変わってきます。
紙の種類には上質紙やコート紙、マットコート紙があります。
ツヤのない上質紙や、光沢が少なく落ち着いた雰囲気のマットコート紙は、文字が読みやすいので文集の表紙におすすめです。

□文集の原稿サイズ

一般的な文集のサイズはA4サイズか、小さめだとB5サイズです。
文集のサイズにルールはありませんので、希望するサイズで作成すると良いでしょう。

□文集の綴じ方

一般的に文集の製本方法は、中綴じ製本か無線綴じ製本です。
中綴じ製本は、見開きの中心をホッチキスで閉じているので、ページ数が多いと利用できない場合もあります。
無線綴じ製本とは、表紙で本体を覆って特殊な糊で背の部分を固める方法です。
そのため、ページ数が多く高級感のある文集を作成したい場合におすすめです。

たくさんの想いの詰まった文集ですから、素敵な文集にしたいですよね。
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文集の作成を検討されている方は、ぜひご連絡ください。