自叙伝の作成をお考えの方はいませんか?メリットや作り方のポイントを解説します


「自叙伝を作ってみたい」
こう思っている方は多いでしょう。
しかし同時に、具体的にどのようなメリットがあるのか、わからない方も多いのではないでしょうか。

この記事では自叙伝を作るメリットと作り方を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

□自叙伝を作るメリットとは?

自叙伝を作って得られるメリットには何があるのでしょうか。
それは以下の4つです。

・自分が生きてきた証を残せる
・自分を客観視できる
・自分を好きになるヒントを見つけられる
・他人とのコミュニケーションツールになる

*自分が生きてきたという証を残せる

あなたがこれまでしてきた経験は何もしないとそのまま忘れ去ってしまいます。
しかし、自叙伝を作成することによってそれは形に残り、自分が生きてきたという証を残せるのです。

それをしっかりと保管しておくことで、家族や友人だけではなく、子どもや孫まで伝わります。
あなたが残した経験や知恵が、いずれ子孫に役に立つときが来るかもしれませんね。

*自分を客観視できる

自叙伝を残すことは自分を客観視していることを意味します。
これが必要な理由は、ある経験がこの先あなたの人生をより豊かにする可能性があるからです。

皆さんはこれまで後悔したり、嫌悪したりするような経験をしたことがあるでしょう。
その時はマイナスの感情しか生まれなくても、自叙伝を残しておくことで、後からその経験を再解釈できます。

「あの時はマイナスの感情しか湧かなかったが、今思い返せばプラスになることもあった」
このように、自叙伝を残すことで改めて解釈することで新しい視点が生まれるかもしれません。

*自分を好きになるヒントを見つけられる

皆さんの中にも、これまでの体験で自慢できるようなことがないという方が多いのではないでしょうか。
優れた功績や能力がなく、平凡な人生を送ってきたと思うかもしれません。

しかし、その人生にも唯一の価値があります。
これまでの人生を思い返せば、自分を好きになるヒントが転がっています。
ぜひ日々の細かな体験を思い出し、自叙伝にまとめてみてください。

*他人とのコミュニケーションツールになる

自叙伝は自分だけで完結するものではありません。
自叙伝にはこれまで関わってきた人が含まれています。
自叙伝を作成することによって、関わってきた人との関係を見つめ直し、新たに交流するきっかけになるかもしれません。

□自叙伝を作る際に意識したいポイント

自叙伝を作成するメリットを解説しましたが、ではどのような点に注意して作成していけば良いのでしょうか。
意識したいポイントは「年表を作成すること」、「構成を細かく練ること」と「習慣づけと目標設定」の3つです。

まずは自分の年表を作成することです。
自叙伝は自分の身の回りで起こったことを書き記すものです。
ですので、「いつ、何が起こったのか」という情報は必須の項目になります。

自叙伝には年表型とストーリー型の2種類がありますが、どちらにせよ年表を作成することをオススメします。

次は構成を細かく練ることです。
自叙伝の構成を考えたり、見出しをつけたりすることは、いわば家づくりをする際の設計書のようなものです。

設計書を作成せず家づくりをするのは無謀ですし、たとえ完成してもどこかに不備が必ず出ます。
何度も手直しする必要が出てきますので、構成を考えることは非常に重要です。

最後は習慣づけと目標設定です。
自叙伝に限らず、本を執筆するには習慣づけと目標設定が重要です。
特に初めて執筆するという方ならなおさらです。

本が完成するには膨大な作業量と時間が必要になります。
自叙伝を書こうと意気込んでいる方はある程度書くことが好きなのでしょう。
執筆を始めて最初の方は意識高く取り組めますが、次第にモチベーションが下がり、挫折してしまうことが多いです。

そこで必要なのが習慣づけと目標設定なのです。
毎日少しずつでも良いので執筆することを当たり前にすると、少しずつ自信がついてきます。
文章を書くことが当たり前になると、文章を書かないと落ち着かなくなり、むしろ書かなければならないという気持ちになります。
これが習慣づけの強みです。

そして、自叙伝を完成させるには目標設定も必要な要素です。
目標設定せず漠然と作業を始めてしまうと、達成感を感じないまま作業を終えてしまい、自信につながりません。
今日は2000文字執筆する、というような評価しやすい目標設定をすることが重要です。

「年表を作成すること」「構成を細かく練ること」「習慣づけと目標設定をすること」の3つのポイントについてわかっていただけたでしょうか。
これらを実行すると初めての方でも自叙伝の執筆を挫折せずに終えられるでしょう。

□まとめ

自叙伝を作成するメリットと注意したいポイントをご紹介しました。
当社は自叙伝をはじめとした冊子の印刷の依頼を承っております。
手間のかかる冊子作りを手厚くサポートいたしますので、ぜひ当社にご相談ください。