冊子印刷 Q&A 用紙の厚さ『○○㎏』ってどのような意味ですか?


冊子印刷 Q&A 用紙の 厚さについて。 『○○kg』ってどのような意味ですか?

 

毎度ありがとうございます。

 

『印刷の見積もりを依頼したいのだが、専門的な用語が多く、わかりにくい』

という話をよく耳にします。

 

日ごろから印刷物の発注していれば慣れますが、日ごろから発注している人は一部の業界の方かと思います。

 

初めての方で、わかりづらいのは『用紙の厚さ』についても同様です。

 

『用紙の ○○㎏ 例)上質紙70㎏、上質紙55㎏
っていいますが、これはどのような意味ですか?』

 

という質問をよくいただきます。

 

以下、ご質問の答えです。

 

これは用紙の厚さの基準の値で、㎏は用紙を『1000枚』積み重ねたときの重さをいいます。

 

例えば、上質紙46判70kの用紙でしたら 全紙『788㎜×1091㎜』の用紙を
1000枚積み重ねた重さが『70㎏』ということです。

 

男性の大人一人分の重さくらいということになりますね(紙1枚だと重さをほとんど感じませんが、1000枚も重なると結構重い♪)。

 

『 ㎏』が重いほど厚い用紙、軽いほど薄い用紙になります。

価格も厚いほど高く、薄いほど安くなります。

 

以下、店長おすすめの本文用紙の厚さをご案内します♪

 

本文用紙で、厚さが決まっていない、厚さがわからないということであれば、とりあえず以下の厚さで見積もりをしておくとよいかと思います。

 

【本文 上質紙(白紙)】
① 70kg(一般的な厚さ おすすめ★)
② 55kg(薄め)

 

【本文 書籍用紙(クリーム色)】
① 70kg(一般的な厚さ おすすめ★)
② 65kg(やや薄め)

 

【本文 コート紙(つやありコート)】
① 110㎏(厚め)
②  90㎏(一般的な厚さ おすすめ★)
③  70㎏(薄め)

 

【本文 マットコート紙(ツヤ消しコート)】
①  90㎏(厚め)
②  70㎏(一般的な厚さ おすすめ★)

 

以上です

 

またよろしくお願いします

 

メーカー用紙見本帳と紙の厚さを計るマイクロゲージ。

メーカー用紙見本帳と紙の厚さを計るマイクロゲージ。

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メーカー用紙見本帳。コート90kgです。