掲載する商品やサービスの魅力を最大限に伝えるカタログの作成ポイントとは?


自社の商品やサービスのアピールのためにカタログの作成をお考えの方は多いと思います。
しかし、カタログ作成の流れやポイントを押さえておかないと全く効果のないものになってしまいます。
そこで今回は、カタログの種類と、カタログ作成の流れ、そして、カタログ作成におけるポイントを紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□カタログにはどんな種類があるの?

ひとえにカタログといってもいくつか種類があります。
以下より、カタログの種類について4つ紹介します。

1つ目は、営業用カタログです。
営業用カタログは、主にBtoB営業で使用されるカタログです。
営業用カタログには販売機会創出の側面もありますが、基本的には、自社の商品やサービスの魅力を紹介して、ブランドイメージを形成することを主な目的としています。

説明会やショールームで配布されることが多く、認知度向上や見込み顧客の獲得を目指します。

2つ目は、業務販売用カタログです。
業務販売用カタログは、主に、BtoBの分野で使用されます。
同じ分野で使用されることの多い営業用カタログと異なる点は、業務販売用カタログは自社の商品やサービスの販売促進を主な目的としているところです。

3つ目は、通販カタログです。
通販カタログは、主にBtoC分野で使用されます。
つまり、通販カタログのメインターゲットは一般消費者であり、お客様に商品やサービスを購入してもらうことを目的としています。
また、ただ自社の商品を載せるだけではなく、一緒にクーポンを送付することで店舗にも足を運んでもらうような工夫をしているものもあります。

4つ目は、デジタルカタログです。
デジタルカタログは、上記3つのカタログを電子化して、ウェブサイトで閲覧できるようにしたカタログです。
デジタルカタログには、24時間いつでもどこでも閲覧できるというメリットがあります。
また、紙媒体とは異なるユーザーへアプローチできることもメリットです。

□カタログ作成の流れを紹介

以下より、カタログ作成の流れを9つのステップに分けて紹介します。

ステップ1.基本情報を整理する
初めに、カタログ制作の目的や期間、ターゲットなどの基本情報を書き出して整理しましょう。

ステップ2.制作コストを把握する
続いて、ページ数や発行部数などコストに関する要素を挙げていき、しっかりと把握するようにしましょう。

ステップ3.依頼する会社を選ぶ
自分の希望を実現できる会社を選ぶことが大切です。

ステップ4.打ち合わせを行う
ここから具体的にカタログ作成が始まります。
依頼した会社と打ち合わせを行い、どんなカタログにするのか決めていきます。

ステップ5.原稿を整理する
商品名、紹介文、価格、画像など、カタログに載せるための情報を準備します。

ステップ6.ページデザインを決める
ページデザインを決める際は、カタログの目的やターゲットに合っているかを意識することがポイントです。

ステップ7.DTPデータを作成する
ページデザインが決まったら、整理した原稿をそのデザインに流し込んで印刷用のデータを作成していきます。

ステップ8.データを入稿する
印刷所へデータを入稿して、色校正を行います。
色校正を行う際は、コストや色のこだわりで判断すると良いでしょう。

ステップ9.印刷・製本
色みや修正など、最終確認が完了すればカタログの完成です。

□カタログの効果を最大限にするためのポイントとは?

カタログの効果をより発揮するためにはいくつかのポイントを押さえることが重要です。
以下より、3つのポイントを紹介するのでぜひ参考にしてください。

1つ目は、カタログの目的を明確にすることです。
カタログの目的として挙げられるのは以下の通りです。

・商品やサービスを認知させる
・営業ツールとして活用する
・売り上げを伸ばす
・商品やサービスの魅力を伝えるツールとして活用する

このようなカタログにおける目的を明確にした上で、中身では何を伝えたいのかを考えることが大切です。
目的が定まっていないと、いくらデザインが良くても効果のないカタログになってしまうので気を付けましょう。

2つ目は、伝えたい情報を精査することです。
カタログで全ての情報を伝えきることは難しいです。
そのため、自社商品の強みは何なのか、本当に伝えたい情報はどれなのかを精査して、カタログを作成することが大切です。

3つ目は、印刷する際の仕様を決めておくことです。
カタログの企画が固まったら、印刷する際の仕様を事前に決めておくことで、データトラブルの防止につながります。
サイズや用紙、印刷方式など、作りたいカタログに合わせて決めると良いでしょう。

□まとめ

今回は、カタログの種類と、カタログ作成の流れ、そして、カタログ作成におけるポイントを紹介しました。
カタログには、営業用、業務販売用、通販、デジタルと4種類あり、作成する際はカタログの目的を明確にすることが大切です。
カタログの作成でお困りのことがあれば、お気軽に当社までご相談ください。